2023年
10月22日
こんにちは!
切田大晴です。
早いものでもう引退ブログを書く側になってしまいました。ブログ班に所属していたのでちょくちょくブログには登場していましたが、いよいよ今回が私の最後のブログになります。
私は高校時代は柔道部に所属しており、ボート競技とは無縁の生活を送っていました。
大学受験を終えて期待感を膨らませて入学をした矢先にコロナウイルスによる影響をもろに受けてしまいました。入学式も新入生歓迎会も授業も何もかもがない時期があり、夏休み終盤にオンライン新歓で気になったボート部に入部することを決めました。そこから今に至るまでは、本当にあっという間で様々な経験をすることができました。水の上をスーッと進んでいく感覚、他艇と横一直線に並べ一進一退のレースをする時の感覚は、他のものに喩えることのできない特別なボートの魅力の一つだと思います。
入部したての頃は、ただがむしゃらに周りのことを見る余裕もなく練習をしていました。
優しい先輩方に毎日アドバイスをしていただいたり、ご飯に連れていただいたりと何も考えなくても充実した環境に甘えていたと思います。
そんな私も4回生で男子キャプテンを任され、部員たちが伸び伸びと練習できるような環境を提供する側になりました。
沢山ミスをしたり、数多くの迷惑をかけてしまったと思います。
そんな中でも最後まで付いてきてくれた同期、後輩、特に一緒にキャプテンとして部を引っ張ってくれた早耶香には本当に感謝しています。
競技面では、入部当初思い描いていたような選手にはなれませんでしたが、それでも色々な大会にでて、色々な人と色々な艇に乗らさせていただきました。
特に琵琶湖でレースをする時は、みんなが大きな声で応援してくれて、レースが終わったら屋上やベランダから手を振ってくれていた景色がとても印象に残っています。
ボート部を通して学んだ事はとても価値のあるものであり、今後の私の人生においてもとても重要なものになると思います。
一緒にチームとしてやってきた仲間は一生の財産です。
最後になりましたが、監督、コーチ、部長、顧問をはじめとするスタッフの皆様、OB・OG、保護者や応援して下さる皆様、表舞台に立つ選手を裏で支えてくれたマネージャーさん、トレーナーさん、多大なるご支援ならびにご声援頂き、ありがとうございました。
特にここまで育ててくれ、応援してくれた両親のサポートには感謝しかありません。
いつもありがとう。
最後までボート競技を続けて無事引退できたのは、様々な方の力があってこそです。
そして個性豊かで悩みながらも頑張っている頼もしい後輩たちからは沢山パワーを貰いました。そんな未来ある後輩達が前を向いて進めるよう、私も立命館大学体育会ボート部のOBとして応援していきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
切田大晴