立命館大学ボート部|Ritsumeikan University Boat Club

Crew Blogクルーブログ

2023年
10月21日

引退ブログ 松田京子

本日の引退ブログを担当させていただきます、松田京子です。

初めてブログを書かせていただくのでとても緊張していますが、精一杯私の言葉で皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

拙い文章となりますが最後まであたたかい気持ちで読んで下さると幸いです。


このブログでは、私が立命館大学ボート部に進学を決めたエピソード紹介と4年間の振り返りをしていきたいと思います。

早速、私が立命館大学ボート部に進学を決めたエピソードからお話ししていきます。

私は高校生の頃から本格的にボート競技を始め、ボートが大好きでボート第一の生活を送ってきました。その為、高校卒業後もボート競技を続けることに迷いはありませんでした。

(そしてその気持ちは今も変わることなく、大学卒業後も競技を続けさせていただく予定です‍。)

高校は成立学園高等学校に通っており、普通の部活とは少し違う少数精鋭の環境で戸田を拠点に活動をしていました。練習のほとんどを1人乗りのシングルスカルで行い、個人で体力と技術力の向上に励んでいました。U19日本代表を目標に掲げ、高校1年生の時にアジアジュニア選手権ではありましたが初めてU19日本代表に選出されました。選ばれた時はとても嬉しかったことを覚えていますが、私はその後それ以上に悔しい思いをしました。

私は4人乗りのクォドルプルで出場する予定でしたが、実際はシングルスカルで出場しました。なぜなら、今までシングルスカルばかり練習していた私は他のメンバーに動きを合わせることができず、練習について行くことができなかったのです。クルーボートに期待していたスピード感や楽しい練習は全く感じることができず、数日も経たずにクビになりました。更にそれだけでなく、出場した私以外のクルーがメダルを獲得したにも関わらず私は9位という結果に終わりました。今思い出してもとても悔しいですが、この大会を通じて私はボート競技との向き合い方が変わったように思います。それまで自分と自分の艇とだけ向き合っていた私は、今思えばボート競技のことを全く理解していませんでした。その後私は高校生活で何度かクルーボートを経験し、私なりにクルーボートを学んだことでクルーボートが楽しいと思えるようになりました。

少し長くなってしまいましたが、私は大学では究極のチームスポーツであるボート競技を楽しみながらクルーの勝利に貢献できる選手になりたいと思いました。立命館大学はエイトやペアのイメージがあり、「私はここでクルーボートで自分もチームも高め合っていき、全日本やインカレで輝かしい成績を残されていた立命館大学の先輩方のようになりたい。」と思いました。更に中学生の頃からお世話になっていた今次コーチとのご縁もあって、立命館大学への進学を決めました。

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ご縁に感謝です。


ここから大学の4年間を振り返っていきたいと思います。

私たちの大学生活はコロナウイルスによる自粛生活から始まりました。

初めはボート部の活動も学校へ通うこともできず、入学式も2回生になってから行われました。

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無観客試合が続き、伴走でコーチが応援してくれることもラストスパートで観客席からの応援が聞こえることも、表彰式が行われることも無い全国大会を2年間も経験しました。高校で勝つことができていなかった私にとって初めての日本一はとても嬉しかったですが、この姿を見てもらえていない寂しさも少し感じていました。大学4年間のうちに体験できた有観客の大会会場の雰囲気やその中で優勝できた経験は貴重で気持ちの良いものでした。改めて普段から応援してくださる方々やサポートして下さる方々がいて私たちが競技を出来ていること、応援に力を貰って実力以上のパワーが湧いてくること、この感謝を決して忘れてはならないことを学びました。

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立命館大学ボート部の事を応援してくださる全ての方々、本当にありがとうございます。

私はこの機会に大学4年間を振り返り、全種類のクルーでレースをした事に気づきました。

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全てのクルーにそれぞれの濃い思い出があり、当時は辛いことも嫌になることも沢山ありましたが今では全てが良い思い出です。

憧れだったエイトで日本一になれたことはもちろん、舵手付きフォアで連覇できたことも、クォドルプルのレースで何度も腹切りをした事も、ペアでクラッチを閉めずに漕いでいた事も、シングルでスタート直後に沈した事も、最後にもとやとミックスダブルを漕いだ事も、全て私の財産です。私とクルーを組んでくださった皆さん、沢山の思い出を本当にありがとうございました。

そしてボート部で関わってくださった先輩方、後輩のみんな

今まで本当にありがとうございました。

お部屋で色んなお話をしたり、遊びに行ったり、飲みに行ったり、沢山の楽しい時間を過ごすことができました。特に最後の一年は多くの部員と関わる事ができた気がします。

後輩のみんな、私の相手を沢山してくれて、沢山絡んでくれて、遊んでくれてありがとう。

みんな大好きだよ。

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最後になりますが、監督、コーチ、顧問、部長、シニアアドバイザー、その他スタッフの方々、OBOGの方々、保護者の皆様、

全ての方々に感謝を申し上げます。

皆様のお力があって私は伸び伸びとボート競技に向き合い、豊かな大学生活を送ることができました。

本当にありがとうございました。

今後は私も立命館大学ボート部OGとして皆さんのことを応援していきます。

時には敵になることもあるかも知れませんが、良きライバルとして頑張っていきましょう!

私はボート競技を続ける上で、応援したいと思われるような競技力も人間力も高い選手を目指します。

烏滸がましいですが、今後とも私の事を少しでも気にかけて頂けると幸いです。

これにて私の引退ブログは終わりとさせていただきます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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入部直後と引退の日を比較

松田京子

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