2023年
10月17日
こんにちは!4回生の鈴木基也です。
昨日のなつきから引き継いで、引退ブログを書かせていただきます。
立命館ボード部でブログを書くのは、これが最初で最後という事で、私の言葉で今までについて振り返りたいと思います。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです☺️
【中学】
私がボート競技を始めたのは、高校からなのですが、私の考え方の起源は中学時代の経験にあります。
その時、私は野球部に所属していたのですが、競技面は下手な選手でした。
1年生の時、チームメンバーは全員合わせてもギリギリだった中で、私は唯一試合に参加できない選手でした。
この現状に下を向いていた私を救ってくれたのは、クラスの担任でもあった部活の顧問の先生でした。
私に対して、先生は『今試合に出れる事が一番重要な事なのか?一番大切なのは、君が引退する時にどのような姿になっているかではないのか。』という言葉を伝えてくれました。
この言葉をもらい、上手くいかなくても最後は納得できる姿となる事を決心しました。
この心を強く持って、努力を続けた結果、最後の公式戦では、レギュラーメンバーとなり、ホームランを打つ事もできました。
この経験から、最後のありたい姿を夢見て、辛い事にも耐えて努力を続ければ未来は切り開けるのだと実感しました。
【高校】
私のボート人生はこの時に始まりました。
始めたきっかけは、珍しい競技であったことと、小学校からの友達が入部するのに便乗したことでした。
始めたての頃は、野球と同じくセンスのない選手でした。
最初の大会では、体重70キロ程あったのに舵手をしました。
そんな重いコックス聞いた事ないですよね笑
しかし、冬のオフシーズンの練習を必死に取り組んだ事で2年生の時に、先輩や同期と共に東海大会や春の選抜大会に出場する事ができました。
そして、3年生の時にはインターハイにも出場できる選手となれました。
ここが私のターニングポイントであったと思っています。
また、辛い時も、仲間や顧問の先生といった周りの人が支えてくれた事も強く覚えています。
【大学】
大学に入ってすぐは、コロナウイルスは猛威を奮っていたこともあり、活動できていませんでした。
この頃は、活動自粛で実家にいましたが、ビデオを繋げて、なつきの誕生日を祝った事を覚えています。
そして、自分が太っていた事も笑
しかし、この後私は苦しい日々を過ごすこととなりました。
1回生の時は全日本選手権で8位、2回生の時は関西選手権優勝といった結果を出せましたが、これは周りの力によるものだったと感じています。
それを裏付けるように、その後は全く結果を出せない状況が続きました。
でも、同期のなつき、さやか、きょうこは全国級の大会で何度も優勝したり、後輩も上位入賞をしていました。
主将のたいせいも、チームを引っ張ってくれて、頼り甲斐のある同期でした。
この頃の私は、自身の情けなさを痛感していました。
そして、4回生の朝日レガッタでこの気持ちを抑える事に限界が来てしまいました。
この大会のシングルスカル準決勝敗退が決まった後、私は自身の部屋で沈みました。
周りと自身を比べて、現実を受け入れるのが苦しくて、その苦しさから吐いたりすることもありました。
しかし、部活の仲間が私を支えてくれました。この時苦しい気持ちを吐露してしまう私に対して、温かい言葉をかけてくれました。
この時に言ってくれた『よくやってるよ』『大丈夫』という言葉は、私が立ち直るための力となりました。
私はここから立ち直って、引退試合であるインカレに向けて気持ちを入れ直し、自分のできる精一杯の努力を行いました。
そして、インカレ当日となりました。
インカレ前には、部活の先輩方が激励の連絡をくれて、レースに向けて気持ちが上がりました。
レースでは、その時にできる最高の力を引き出す事ができました。
また、レース中に聞こえてくる仲間や指導陣、保護者の方々の私の名前を呼ぶ声のおかげで、レース終盤の苦しい時間を乗り越える事ができました。
結果、シングルスカル10位という結果を修めることができました。
入賞はできませんでしたが、今までの自分では出せない結果で、とても満足しています☺️
【全体の振り返り】
これまでを振り返って、苦しい状況から必死に足掻いて、乗り越えていくのが私であるのだと感じています。
そして、仲間や恩師等、周りの人にも恵まれた人生だと感じています。
大学ボート生活では、同期だけでなく、近藤さんや古江さん、梶原といった沢山の先輩や後輩にお世話になりました。
本当にありがとうございました!
【後輩たちへ】
一人一人語りたいくらい大好きです!
みんながいたから本当に楽しく寮生活を過ごす事ができました。
ご飯とかいきたいから連絡待ってます。
これからもそれぞれの目標を認め合い支え合い進んでください!
応援しています!
【同期へ】
こんな自由で元気だけが取り柄の私を導いてくれてありがとう!
このメンバーだったから、最高のボート部生活になったと確信しています。
社会人になっても、タイミング合う時に皆で集まろう!
皆のこと一生応援しています!
最後になりましたが、これまで支えてくださった指導陣の方々、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
この日々を無事送ることができたのは、皆さんのおかげだったと思います。
これからも立命館大学ボート部をよろしくお願い致します。
そして、今まで育ててくれた家族には本当に頭が上がらないです。
これから今までの恩返しをしていくつもりなので、楽しみしていてください!
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
これからの人生でも苦しい事は沢山続くと思います。
そのような時は、未来のありたい自分と周りで応援してくれる人々の言葉を信じて、乗り越えます。
また、立命館大学ボート部をOBとしてこれからも応援していきます。
これで、私の引退ブログとさせていただきます。
読んでいただき、ありがとうございました。
最後に思い出の写真をいくつか掲載して、終わりとさせていただきます。
【思い出の写真】