立命館大学ボート部|Ritsumeikan University Boat Club

Crew Blogクルーブログ

2023年
10月16日

引退ブログ 久保那月

こんにちは!4回生の久保です!

引退ブログのトップバッターを務めさせていただきます!

毎年先輩方の引退ブログを読んでいましたが、気づけば自分が書く日がきました

文章を書くのは苦手なのですが、暖かい目で読んでいただけると幸いです☺️

私は中学からボートをはじめ、10年間続けてきました。その10年間を順番に語らせていただきます‍‍💪🏻


【中学】

始めたきっかけは親戚がボートをしていたということと、新しいことを始めたかったからです。6歳の頃から7年間水泳を行っていましたが、中学になったタイミングで新しいことに挑戦したいと思い、部活動体験会でボートに出会いました。

正直はじめは「なんだこの変わったスポーツ」と思いました()しかし、体験をしてみて楽しいと思い、ほぼボート部に入る意思は固まりましたとは言いつつ、幼なじみが行くからソフト部の体験会に行って入ろうかなーなんてことを考えることはありましたが、やっぱり私の中でボートの存在が大きく入部を決意しました。

中学のはじめの方はエルゴが全然漕げなくて、冬の測定で悔し思いをした時にお母さんがエルゴを買っていました() 12ヶ月ほど家でエルゴを漕いでタイムも15秒ほど上がりました。

そしてここで中学時代の武勇伝があります。私は昔からワンパクで、傘を持って2mちょちょっとの崖を飛び降りて松葉杖をついたり、いきなり前方宙返りの練習をしたりと怖いもの知らずのチャレンジャーでした。練習中ある男子の先輩がバランスボールの上に立っているのを見て「私もやりたい」と思いました。私もバランスボールの上に立ち、しっかりと床に顔面から落ちました。そして気づいた時に私の前にあるのは自分の歯でした。痛さよりも前歯が 1本抜けて、もう1本折れたことがショックで大泣きし、次の日には何事もないようにケロッとしていたのが私の中での武勇伝です()

そして中学から大学までずっと10年間同じ学校で戦ってきた志賀さんと中学で出会いました!なんと、きょーことも中2の選抜大会で出会っていて、ボートは世間が狭いなと思いました()


【高校】

私の中で印象深いのが高校時代です。

朝練で早く起きて眠い中、学校までの10キロを半分寝かけながら自転車をこいでガードレールにぶつかりながら向かっていました。

授業が終わったらダッシュで艇庫に向うという練習の日々でした。

冬練では駅伝部の次くらいなんじゃないかってほど走って、ウエイトもして、エルゴも漕ぎました。そのような練習も乗り越えることが出来たのは同期みんなの存在があったからだなと今でも思います。とても賑やかで大好きなみんなと今年の年末についに集まれる計画が出ているのでとても楽しみです☺️

高校時代のターニングポイントとなった試合は1年生終わりにあった春の選抜大会です。私は舵手付きクオドルプルで出場し、優勝をすることが出来ました。はじめての全国優勝は嬉しいの感情しか出てきませんでした。そして高校の3年間、春夏秋の三冠2連覇を達成することが出来ました!

進路をどーしようとなった時に2年生の夏休みに立命館大学のオープンキャンパスに行ったことをきっかけに立命館大学への入学を希望しました。

受験では初めましてのもとやと出会いました!小論文のテストでは私ともとやが書き始めの1マスを空けるのを忘れたことで2人で大騒ぎしたことを覚えています()


【大学】

大学へ入学していきなり私たちを襲ったのはコロナウイルスでした。初めの2ヶ月ほどは学校もなく、部活も行うことが出来ませんでした。地元に帰られる方もいたため、先輩方とも交流が出来ないと不安に思っていましたが、残っていた先輩方がゲームに誘って下さり、みんなで「荒野行動」を毎日のようにしていました!そこで先輩方と距離を縮めることが出来て、とても嬉しかったことを覚えています。

【1回生】

全日本選手権ではエイトで出場し、優勝をすることが出来ました。

はじめてのスイープでのレースでとても緊張しましたが、クルーの雰囲気も良くリラックスして挑むことが出来ました!

ゆりさんの加工バージョンの写真も好きです()

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そして、なんといってもインカレでのシングルレースは私の中でとても悔しくて忘れられません。エイトからのシングルはとても孤独で、なによりも無観客なのが寂しくて仕方ありませんでした。レースは負けてしまい、ずっとしょんぼりしていましたが、次こそは勝ちたいと思い頑張れる源となりました。

2回生】

コロナの影響で全日本とインカレが同時に開催され、私はほのいさんとペアで出場しました。2人乗りで全国に出場をするのは初めてで、楽しみと同時にすごく緊張していました。予選では日体大に負けてしまい、敗復へと回つて上がり、準決でも日体大に負けて2位通過で決勝へと上がりました。そして決勝では、全力で漕ぎ、私もバウからひたすら声をかけ続け、ゴールラインを1位で通過し、優勝をすることが出来ました!ビデオを見返すと恥ずかしいくらい、嬉しすぎて叫けび泣いてました()

小艇での初めての優勝は私にとって自信となり、とても嬉しかったです。 
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3回生】

全日本では再びほのいさんとペアで出場し、2位という結果でした。改めて企業さんとの実力の差を感じました。初めての海の森はクラゲがとにかくいっぱいの記憶が大きく、決勝では優勝クルーよりも喜んでるんじゃないかというほど素晴らしい笑顔の写真が撮影されていました()

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インカレでは舵手なしクオドで出場しました。結果は5位でしたが、とても印象的なクルーでした!クルーの方にしか通じませんが、写真の全員の顔を加工でかほにしてどれが中西でしょうをしたり、とにかくにぎやかで楽しいクルーでした

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4回生】

私の中で思い出に残ってるのが西日本です。中西かほとペアで出場したのですが、実はこの大会の日には私たち2人が好きなTreasureのハイタッチ会の日でした。5ミニッツのコールの時にはには「あー今丁度ジフンとハイタッチだ(自分)」「ハルトとハイタッチだ(かほ)」と話してました(笑) そのパワーでレースでは爆走し、いちばん元気なかけ声で1番でゴールしました。1番思い出に残っててて、1番楽しいレースでした!ほんとにかほと漕げて良かったです!

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最後の全日本では阿南ちゃんとペアで出場しました。私たちの頭には優勝という文字しかなく、とにかく前向きに前向きに取り組みました。中盤まで負けていたレースも後半で追い上げ、1位でゴールした瞬間の感動は忘れられません

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インカレでは憧れだった舵手付きフォアで出場しました。決勝前日は緊張で心臓がバクバクでしたが、心強い同期2人と心強い後輩2人の存在で、本番ではリラックスして挑めました!練習で上手くいかなかったことも、優勝してみんなで泣いたことも全部素敵な思い出です☺️

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こんなにも大学で濃い濃いボート生活を送ることが出来たのは、優しい先輩方、心強い同期、可愛い後輩ちゃんの存在があったからです。

【後輩ちゃんへ】

ほんとに人懐っこい子達ばっかりで、いつもみんなを見て癒されてましたみんなとご飯や遊びに行ったり、一緒にオタ活したりして、ほんっとに毎日充実してました!

これから大変なこととかもあると思うけど、みんななら絶対乗り越えることが出来ると思ってます。

3回生は特に1番上になって不安だったりする気持ちがあるかもしれないけど、自信もって堂々とね!

これからも大会があれば応援に行くし、みんなが食べたいものの差し入れを持ってくから遠慮なく言ってください!

応援してます!

【同期へ】

初めは4人で、5人になって、2回生からマネさんが入部してくれて7人になって、他に比べたら人数が少ない回生だったけど、全員が心強くて、ほんとに楽しい4年間を過ごすことが出来ました!

みんなには感謝しかないです。

これからそれぞれ違う道に進むけど、ずっとみんなのことを応援してます!

本当にありがとう!


最後になりましたが、ここまで支えてくださった指導者の方々、関係者の皆様、本当にありがとうございました。何一つ不自由なくボート生活を送ることが出来たのは皆さんからの支えがあったからです。

これからも立命館大学ボート部をよろしくお願いいたします。

そして、10年間支えてくれた家族のみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。あれ欲しいこれ欲しいとわがままで、お金もかかって、怪我ばっかして、たくさん迷惑をかけました。ごめんなさい。

鹿児島や埼玉とか遠いところでレースがあっても、毎回応援に来てくれて、嬉しかったです。

これからは仕事で頑張って恩返ししていきます!

本当にありがとうございました。

これからもOGとして、立命館大学ボート部を応援し、サポートしていきたいと思います。

長くなりましたが、以上で引退ブログとさせていただきます!読んでいただき、ありがとうございました!

最後にみんなと撮った写真を数枚掲載させていただきます!

【みんなとユニバ】

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【後輩とのオタ活】

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【顔面パイ】

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【ある時の積み込み】

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久保那月

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