2022年
10月08日
皆さんこんばんは!
4回生引退ブログのトリを務めます主将の鈴木伶奈です!
続々と同期の引退ブログが更新され最後の私までまわってきました。
みんな引退ブログを更新し終えると、グループLINEで「トップバッターいきましたー!」「明日頑張れ!」「ファイト🔥」など一言の残してくれるんです!!かわいいでしょ???
この回生はよく仲悪いとか言われますが、こういうところで同期の仲の良さが垣間見られたんじゃないでしょーか???
本当に私はこの回生でよかったなって思っています😊
てなわけで本題にうつります!
トリの特権は、みんなの引退ブログを読み自身のブログを構成しやすいといったことくらいでなかなか書き出せなかったです。が、自分の思いを綴ったのでつたない文章で話が飛び飛びですが読んでいただけたら幸いです😊
4年前の全日本選手権で唯一高校3年生の私は立命館大学ボート部の一員として大会に出場させていただきました。
右も左もわからない環境の中で私が鮮明に覚えているのは、先輩方のON/OFFの切り替えでした。
練習中はもちろん1本でも強く長いストロークを出し続けようと試行錯誤し、練習後はビデオを見て漕ぎのフィードバックしあっていました。私生活になると気安く「一緒にごはん食べよー!」と声をかけてくださったり、関西ならではのボケで笑わせ笑顔にしてくださったことはすっごく嬉しくて記憶に残っています。さすが関西のチームだなって思いました!
この部の特に好きなところは練習後のクルーミーティングの雰囲気です。競技をするうえでは先輩後輩関係ないとよく言われます。その言葉は私も十分理解してきたつもりでしたが、どこかまだ高校生だからとヒヨッていて抑えめな発言をしていました。しかし下回生でも自分の意見をまっすぐ伝えることができる先輩方、その雰囲気を作りつづける先輩がいらっしゃったからできあがっていた雰囲気だったんだと感じました。だからチームで勝つしカッコいんだとも思いました。
それを伝統にしようとクルーで練習するとき私は、雰囲気作りに力を入れていました。練習で感覚がつかめなかったらエルゴで確認したり感覚が掴めない人にはしっかりアドバイスをしたりと努力していました。が、なんといっても私は水上での感覚が悪いとすぐ態度と行動に出てしまうのでクルーメンバーにはたくさん気を遣わせてしまったかなと思います、、💦ごめんなさい!でも、すごく大事だと思ったのでそんな環境作りを継続していってほしいなって思いました。
ここからは主将としてのことを書こうと思います。
これまでの主将との違いといえば2年主将をやったことくらいです。
とはいっても今思うと私が3回生の時は主将らしいことをやっていた気でいて、4回生の時にしてやっと主将としての役割を果たせていたと感じています。(実際にどうだったかは別として、、)
その理由は、コロナへの対応でした。コロナは感染対策をしっかり行っていてもかかってしまうもので、誰が悪いとかないし部内に広まってしまうのはもうしょうがないことだと思います。ですが、自分がたくさんの人と連絡や連携を取らなくてはいけない、初めてのことでどのように対応していいかわからないのに募る問題の数々、自分の代でこのような状況を生み出してしまった責任でとても葛藤していました。
ここだけの話、こんなにも難しい対応をなんで大学生にさせるのかと何度も思っていました。(内緒ですよ??)
他にも、大会の約1ヶ月前からコロナの感染者がポロポロ出始めて思うように練習ができないことへのモチベーション維持、コロナへの対応や部員への気配りが本当に大変でした。毎回新しい問題が見つかり対応を行って、その繰り返しで何回投げだそうとしたかわかりません。
そんな時助けてくれたのは同期です。
よく私は、「怖い人」「真面目」「強そう」などのイメージを持たれがちです。
本当は全部違います。。。
私は常にあほ全開でネガティブで泣き虫ですぐ態度に出るに人間です。
それをわかっている同期は、私の気持ちがいっぱいいっぱいになっていると手を差し伸べて助けてくれるし、話も聞いてくれて、ご飯にもれていってくれてほんとに助かっていました。
でも今思うとそれもいい思い出です。
コロナが流行っていなかったらこんな辛い思いや楽しい思いもしなかったと思うし、ふつうの大学生活では経験できないことを経験せてもらえて自分自身の成長につながりました。
これはきっと何かの運かもしれません………… 。
となんかかっこいいこと言いましたが、今こんな風に思えている自分が本当に怖いです。
つらい時期に母に相談したら、“ こんなつらいこともあと〇カ月、引退したころにはいい思い出になっているから ” と言われました。
コロナの対応に追われている頃の私は、本当に辛くて、“ なんで私がやらなきゃいけないのか” “ こんなにもつらいことがいい思い出になってたまるか!!”と思っていたからです。しかしなんだかんだでいい思い出になっています!
この環境下で生活できたからこそ、このような考えが培われました。何年後かに思い出話するときには、この話をこすりにこすりまくりたいと思います!
先ほど「運」という話をしましたが、運は神様の贈り物だと思っています。
幼いころ父に「常に神様は見てるよ」と言われてきました。
ここで少し自慢させてください(笑)
皆様のおかげで私は4年間全日本やインカレで負けなしなんです!
※インカレW4+ 5連覇の瞬間
このような結果を残すことができたのも、かっこよくて目標となる先輩・頼もしい後輩に出会えたのもすべて運です!
日頃いい行いができていたからですかね??? 運が味方してくれました!← 知らん(笑)
それはさておき、常に神様はどこかで見ていますから、後輩のみんなには日ごろから良い行いをし、運までも味方につけて頑張ってほしいなって思っています!!
私も頑張りますよと!
急ですがここで、私がなんで立命館大学を選んだか書こうと思います!
私が立命館大学を選んだ理由としては、今次コーチがいらっしゃるからです。この話を今次コーチの前で話すとはぐらかされますが、ガチです。
今次コーチとは高校生のころからタレントの合宿でお世話になっていました。そのころから優しく的確に教えてくださるコーチで、今次コーチのもとで練習したい!強くなりたい!と思ったのがきっかけです。
立命館大学ボート部に所属してたくさんのことにチャレンジさせてもらって楽しい経験、うれしい経験をさせていただきました。それに劣らず厳しいお言葉をいくつもいただき悔しい経験もありました。大学生にもなると主体性を求められます。それが欠けていた私にご指摘をいただき、常に正しい方向に導いてくださいました。そのおかげで、まだまだですがほんの少しは主体性を身に着けた人間になれたのではないかと思っています。(伸びしろしかないわ♪)
立命館大学ボート部は競技の力はもちろん、人間力もついてくる部活でたくさんの経験をさせてもらえるからこそ、人としての視野が広くなりました。心も広くなりました。豊かにもなりました。本当にありがとうございました!
※ ビワイチ達成の瞬間
最後になりますが、何よりも感謝しているのは「コロナ」という最難関の敵にぶつかりもどかしい日々を過ごしてきましたが、無事に最後の大会を終え引退を迎えることができたことです。その背景にはたくさんの方々の支えがあったからこそだと感じおります。
このようなやりにくい世の中でも毎日練習ができていた環境、選手のことを最優先で考えてくださり応援してくださる方々がいらっしゃるからここまで走り続けることができました。ありがとうございます!
何よもこれまで一緒に活動したくさんの感情を共有しあってきた選手のみんな、美味しいごはんから艇のサポートまで完璧にこなすマネージャー、間違った方向に進んでいると正しい方向に導いてくれるスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。
4年間いろんな思いも含めて本当に楽しかったです!!
ここで引退となりましたが、社会人になっても戸田でバリバリ漕ぎ続けます!
戸田で皆様に会えることを楽しみにしていますし、今後も立命館大学ボート部の活躍を心から応援しています!
以上 鈴木でした✌