立命館大学ボート部|Ritsumeikan University Boat Club

Crew Blogクルーブログ

2022年
09月28日

人生は自分で創るもの 岩切俊佑

こんにちは,引退ブログのセカンドバッターを務めさせていただく,4回生の岩切俊佑です.

いつもはブログ班としてブログを書かせていただいていましたが,早いものでもう引退ブログを書かなければいけないらしく,今回はこの引退ブログを書かせていただきます.

ボート部を引退して1週間ぐらい経ちましたが,自由に使える時間が増えました.自分は院に進むので勉学に励まなければいけないのですが,ボート部特有の朝早く起きてしまう病(平日5時起きは自衛隊よりも早いですよ…みんなは誇って下さい笑)を利用して,朝起きてすぐのオンライン英会話を始めてみたり,大学のジムを利用してみたり,ちゃんとした料理を自炊してみたり,色々と充実した引退ライフを送っています.

そんなこんなで引退ライフを楽しんでいるわけですが,少し過去を振り返ってみようと思います.

自分の想像では同期は皆短い引退ブログを書くと予想しているので,少し長く書いても許されるかなーなどと考えながら,実は引退の4ヶ月ぐらい前からちょっとずつ書き始めていました.自分は文章を書くセンスが皆無といっても過言ではないので,途中ふざけながら,長くて拙い文章になると思いますが,読んでいただければ幸いです.

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自分が好きな何気ない日常


入部の理由

入部の理由は先輩からも後輩からも「何で入ったん?」「どうしてボート部なんか選んだんですか?」とよく聞かれます.それもそのはずです.自分はボートなんてやったこともなかったですし,ましては高校時代では生粋の帰宅部であり一般受験にて立命館大学情報理工学部に入学しました.そんな運動とは程遠い自分がゴリゴリの体育会系で,しかもスポーツ推薦が多い部活に入ってしまったのです.

自分はいつも「何でやろな」「気づいたらここにいたわ」などと返していましたが,恥ずかしくて言えていなかっただけで,ちゃんとした理由があります.それは.新歓の際にボート部のビラを貰い試乗会に行った時に,その当時の先輩方が上回生下回生関係なく仲がとても良さそうだったからという理由とボートを漕いでいらっしゃる姿がカッコよかったからです.もう少し素直にいうと,「仲間みたいなのが青春っぽくて羨ましい」「え,かっこいい」この2つです.バカですね.こんなちょっとした感情で自分の大学生活を大きく変えてしまいました.

しかし,今ではその瞬間の感情というのはとても大切でその当時の選択は間違っていなかったと思います(今1回生の春に戻ることが出来たらボート部には入りませんけど笑).日常におけるあらゆる選択は,その際に感じた一瞬の感情が自分の本音の選択であり,その選択を正当化するために(よく言えば理由付け)言い訳を考えると思っています.就活で例を上げれば,あの会社が大きくて名前も知られているからカッコよくていいなあ → どんないい所があるかなあ → 中期経営計画が… みたいな感じですね.世の中にはちゃんと利益と損益を比べて選択を実行する人もいますが,自分はそこまで賢くないのでそんなことはできません.そして何より,1回きりの人生,自分の気持ちを大切にして人生を楽しんだ方がいいと思っています.

これを読んでいる後輩がいれば,何か選択を迫られた際には是非「自分の本当の気持ち」を大切に物事について考えてみてください.

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初乗艇の時の写真


努力する理由

何のためにボート部にいて何のために頑張るのか,自分の4年間の目標は「全国で入賞すること」としてきました.しかし,現実はそんなにうまくいくわけではなく,帰宅部から体育会に入ったのです.何回も辞めたいと思いました.当たり前です.最初は腹筋20回,腕立て10回もできませんでした(これ本当です).周りは自己ベストをどんどん出して速くなっていくのに,自分は遅くて,何も楽しくありませんでした.そのため1,2回生の時は本当に辛く,毎日やめたいと考えていました.当時,親や中高の友達の一部は「何で嫌なことつづけてるん,辞めたら?」と自分にとって楽な選択を提示してくれていました.それはそれで1つの選択肢ですし,間違いでは無いと思います.

しかし,今思えばただの負けず嫌いですが,嫌な事辛い事は辞めて好きな事をした方が良いっていう時代の風潮の中で、1回しかない自分の人生,何かを諦めるのがとても嫌いで諦めない美学みたいなものに囚われて取り敢えず続けてきました.

そうです.1,2回生の時の自分の努力をする本当の理由は「自分に負けたくない」この一心です.ボートの成績なんて,目標の紙には書いているだけで,何も考えていませんでした.「ここで辞めたら自分に負けたことになるから続けよう」そんな風に考えていました.そんな感じでボートを続けていると,3回生のシーズン途中に自己ベストを更新し,インカレに出場することができました.

ここが自分のボート人生のターニングポイントだと思っています.何となく書いていた「全国で入賞する」という上辺だけの目標が,頑固たる目標となった瞬間でした.

アホですよね.知識も力も技術も,何も持っていない自分が身の程知らずの目標を持ってしまったのです.

その大会では自分の力が無さすぎて,当時の先輩を即引退させてしまい,申し訳ない気持ちでいっぱいでした.それに加え,当時の2,3ヶ月に1回ほど練習を見に来られる監督には「練習不足」と言われてしまいました.人生で1番と言ってもいいほど悔しかったのを覚えています(受験で第1志望校に落ちた時より悔しかったです笑).自分達はしっかりと練習して負けたと思っていましたが,それは自分達の考えが甘く,どれだけ自分達が頑張っていると思っていても,結果が出ないと周りには認めてもらえません.今思えば当たり前です.自分達はサークルではなく,体育会系のスポーツで勝ちを求める団体です.今では,自分は勝つためにスポーツをしている以上、努力が大切とか、勝つ事より大切な事がある.という綺麗事はあまり好きではありません.どれほど努力をしていても,レースで隣の人に負けたら,負けです.1人が勝つと残りは負けます.スポーツは楽しくもあり,残酷なものであるとも思っています.

とは言え,そんな偉そうなことを言っている自分は「勝ち」のみを動力源に生きることができるほど強い人間ではありませんでした.練習すればするほど目標と現実とのギャップを感じ辛くなっていきました.そんな時自分に寄り添ってくれるのは,いつでも部員のみんなでした.

自分はアホです.3回生になってやっと部員の大切さに気づきました.

その時,過去を振り返って泣いたのを覚えています.帰宅部から入って腹筋もろくに出来ない輩を見捨てることなく「頑張ってるなあ」「エルゴはこーやったほうがいいよ」「先輩うまくなりましたね」「今日のエルゴ先輩1人やとサボりますから一緒にやりますよ」「ここの漕ぎどうしたらいいと思いますか?」などと言ってくれたり聞いてくれたりする先輩後輩.こんなに「先輩後輩」「スポ推一般」全て関係なく意見を言い合えて議論ができる場所はないと思います.なので,ボート人生後半の上回生での僕の努力する理由は「勝ちたいという気持ち」「周りがこんなに頑張っている上で自分のことも気にかけてくれているからその期待に応えたい」この2つでした.

どれだけ部活から逃げたい,辞めたいと感じても,それ以上に「勝ちたい」「仲間と一緒に頑張りたい」この2つでギリギリ乗り切りました.

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初2000mレース


全てを終えて

最後の全日本大学選手権, C決勝6位.結果的に勝つことはできませんでしたし,目標を達成することもできませんでした.過去のインカレ,全日本でも負けています.このボートというスポーツで負けました.

ここで,勝つことよりも大切なことを学びました.と言う気もありません.負けは負けです.

しかし,勝つことより大切なことでは無く,違うベクトルの大切なことを学ぶことができました.それは,最後まで諦めずに4年間頑張り続けたからこそ得ることができた物だと思います.

達成感,仲間,筋肉,精神力,だるい人との関わり方,道具の取り扱い方,物事の考え方,周りの見方,人の動かし方,その他諸々.

全てを終えた今,自分は勝つことができずダメな選手でしたが,それでも学んだことは多く,先輩後輩同期にも恵まれ,ボートやってよかったなあと思っています.

人生の中でこれほどにも何かに夢中になったのは,後にも先にもないと思います.

これから何かを始めたり選択を迫られたりした際には,より自分が熱中できる方を選びながら生きていきたいと思います.

ここで自分が4年間意識していたありがたい言葉を数個羅列しておこうと思います.これは,自分が辛くなったら考えていたことです.今辛いと感じている人は意外と刺さるかもしれません笑

えげつないほど偉そうなことを書きますが,会った時にいじらないでください.

 

「ボスとリーダーの違い」

これは考えてみて下さい.どんな人について行きたいと思いますか??

 

「心が変われば態度が変わる

態度が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる」

これは艇庫に貼ってある紙に書いてある文面です.

誰が言った言葉かは知りませんが,この文はサボっていた当時の自分にはとても響きました.

普段の気持ちがダメなのに,結果ばっかり求めて,そんなの結果が出るわけがありません.「Attention, Go!!」のタイミングで勝ちたくない奴なんていません.日頃の準備にどれだけ全力を注げるか,が肝となってきます.これを読んでいるみなさんは自分が掲げた目標を本気で考えたことがありますか?目標を達成するために頑張る.口にするのは簡単ですが,実際,実行するのはとても難しいことをこの4年間で学びました.自分は少し甘かったなと今では思います.

これを読んでいる後輩がいたら,まず,自分が掲げた目標を覚えていますか? 覚えていたら,自分が掲げた目標に対して自分が今実行している努力,勉強,準備,生活習慣,全て完璧か自分に聞いてみて下さい.自分は本気で掲げた目標を達成しようと思った時,日頃の準備,食生活,行動,習慣,人柄,全て変わると思います.

努力したくないって言う人がたまにいます.それはそれでいいと思いますが,自分はそれだと現状になんの変化も生むことが出来ないと考えています.

あなたが尊敬している人を思い出してみて下さい.おそらくその人は想像もつかない量の努力をしています.特にこの部活にはえげつない程練習して自主練もしているのに,「まだまだだ」とか言う超人がいっぱいいますよね笑.その努力量と自分の努力量を比べてみて下さい.僕は結果さえ出せば努力の量はあまり関係ないと思いますが,僕の知っているすごい人たちは途轍もない努力をしていらっしゃる方ばかりです.

 

「苦しいから逃げるのではなく,逃げるから苦しいのである」

これは最後のエルゴ測定前に見つけて,頑張れたのを覚えています.嫌な事,考えたくない事,立ち向かいたくない事,たくさんあると思います.それらをわざと無視して,考えないようにすると逆に辛いことって結構あるんですよね.そう言う時はあえて立ち向かってみることをおすすめします.何かに立ち向かって頑張っている時って,辛いですけど,逃げている時よりかはマシだと自分は思います.意外と自分って脳筋かもしれませんね.書いていて思いました笑.

以上,自分が4年間大切にしていた言葉です.ちょっとでも何かを感じてくれた人がいたなら幸いです.

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ラストレース


そろそろ読むの疲れてきましたよね.同期に「こんぐらい書いてるわー」って言ったら「書きすぎやろ,最初の方にそんなに書かれたらたまらんわ」的な事を言われたので,最後に部員にメッセージでも残して終わろうかと思います.

 

先輩方へ

4年前,帰宅部だった僕をボート部に嫌な顔ひとつせずに入れてくださりありがとうございました.

当初,自分は心が未熟だったため,どうせ頑張っても意味ないや.そんな風に思っていたのを覚えています.そんな中,先輩方は周りと分け隔てなく僕のことを怒りました.「流石にもっと頑張れ」「こんなんじゃ一緒に乗れへんぞ」「下手くそやなあ」,こんなことを言うとドMかと思われるかもしれませんが,嬉しかったです.スポーツをガンガンやっていた人たちと帰宅部の僕です.今思ってもよくそんな同じように扱えるなって思います.でも当時の僕は,平等に扱ってもらえてとても嬉しかったようで,はやく追いつこう,同期を抜いてやろう.そんな風に思えるきっかけになりました.先輩方のおかげです.

最後の方は先輩の漕ぎに対して偉そうにここがダメですとか言っていましたね,すみません.どの回生の先輩方が欠けていても自分はボートを途中で諦めていたと思います.

今思えばどの代も変わった人が多く,変人だらけです.自分たちも先輩方のような立派な変人になれたのでしょうか?笑

 

同期へ

自分達は全員揃った時が1回も無いけれど,大きな喧嘩も無く良い距離感で卒業まで来られたと思っています.他回生からは「仲悪いなあ」って言われていたけれど,自分は1回もそんな事思った事がありません.話したい時は話して,遊びたい時は遊ぶ,悩みがあったら聞いて,相談にも乗ってもらって,ご飯一緒に食べたくなったら食べに行って,誘われてもめんどくさかったら変に違う言い訳せずに「めんどくさいから嫌」って気を使わずに言えて,それぞれのパーソナルな部分には下手に身を突っ込まず.上げ出したら意外とキリがないほど自分はこの同期が好きです.

友達でも無く,近過ぎず遠過ぎず,適度の距離感の同期.特に,だいすけ,釜坂,日比,れな,ゆり,西,あんたらは全員個性が爆発していて大変です.協調性はゼロやし,何も考えてなさそうな奴,なんか1人で抱え込んで苦しんでいく奴,単位やばい奴,考えが読めへん奴,などなど,上げ出したらキリがない.それでも,何か行事の時には何故か物事がうまく進んで,意見もいつの間にかまとまって,全員違うベクトルに特出しているから,飽きずに4年間楽しかったです.

マネさんにはいつも辞める辞める詐欺してすみません.辛そうにしていてもあんまり相談に乗ってあげられへんくて,むしろ自分の方がいつも相談に乗ってもらってばっかりで,申し訳なかったです.それでもマネ当番で寮に来るたびに話しかけてくれてありがとう.マネさん1人1人のおかげで自分は辞めずに無事最後の引退まで来ることができました.

進路は全員バラバラでも天涯比隣,いつまでも同期です.

 

後輩へ

後輩へはまず謝らないとダメですね.先輩は実力で引っ張って行かないといけないのに,いつも後輩に支えてもらってばっかりで,こんなダメな先輩でごめんなさい.

自分は最初自分が感じていた「居場所が無くて辛い(ただの思い過ぎなんですけどね,最初はみんなそう思うと思います).」ということを後輩が感じないように,後輩に部活での居場所を作ってあげられるような,頼りになる先輩になろうと考えていました.

頼りになる先輩になれていましたか?笑

話しやすい先輩でしたか?笑

いつも辞めたい辞めたい,引退まで後何日!!って,残り800日付近からカウントダウンしていましたし,頼りになる先輩ではなかったかもしれませんね.謝ります笑.

まあそんなことは置いておいて,一方的な片思いかもしれませんが,僕は後輩が大好きです.

常識が通じない人,騒がしい人,静かな人,怪我している人,病気の人,全員です.

「常識?ああ、凡人が仲良く生きるためのルールのことか」と,どこかで聞いたことがあるセリフですが,この部活に凡人はいないですね.この部活に常識という物差しで測れる人間は誰1人いません.全員いい意味で狂っています.もしこれを読んでいる後輩の中に,自分は個性がない…などと悩んでいる人がいたら,気のせいです笑.

ここからは回生ごとに対して書こうと思いますが,回生で書くと来年には変わってしまうので違う呼び方をします.

 

1個下の君たちへ

個性強過ぎ,入寮当初から覚えています.

入寮時に一緒に布団買いに行ったり,ご飯に行ったり,花火したり,掃除の事で怒ったり,めちゃくちゃボート速い奴もいるし,なんか今まで出会った事ない個性強いやついるし笑マネさんは無口かと思ったらめっちゃおもろいし.飽きませんでした.なんやかんや1番思い出があるのは君達の回生です.

これから部活が辛くなることもあると思います.怪我で嫌になったり,与えられた責任が大き過ぎてどうしたらいいか分からなくなったり,シンプルに全てが嫌になったり笑

でも,大丈夫です.なんとかなります.3年間自分が見てきた限り,大丈夫です.抱え込まずに,ぶちまけて下さい.1人で抱え込んだら絶対潰れます.でも,ぶちまけてみると,意外と楽になります.ぶちまけるのが怖い,相談相手がいないなど,本当にどうにもならなくなったら連絡して下さい.とりあえず背負っているものを1回置いといて乾杯しましょう.

君たちはもうこの部活の最上回生ですが,僕達の回生からしたら,いつまでもかわいい1個下の回生の他何者でもありません.多分これは僕達の回生の全員が思っています.でも,この先社会に出たらどーせ1人で生きて行かないとダメなのです.なら部活をやっている間ぐらい,めんどくさいなーって思ったりする人とでもしっかりと関わって人生経験を積んでください.

最後に,3年間こんな先輩でも相手をしてくれてありがとう.すれ違うたびに話しかけてくれて,ボートでもアドバイスしてくれてほんまにありがとうございました.

 

2個下の君たちへ

あんたらに対する個人的な印象は高校生笑

若い.いい意味でも悪い意味でもとにかく若い.

一緒にいて疲れるぐらい元気やし,まずボート速いし,頑固で個が強くて協調性はないけれど,最近なんとなく回生の色がまとまってきたと思います.

男子漕手は,冬練毎日朝俺がサボらんように誘ってくれたり,水上のシングル練習では並べてくれたり,ウエイト一緒にやってくれたり,漕ぎのアドバイスしてくれたり,実力は天と地の差があるはずやのに相手してくれて,競技面で大きくお世話になりました.

女子漕手と天才coxはいつも見かけたら話しかけてくれて,どーでもいいことベラベラ喋って,生意気やけど気がついたら時間がめっちゃ経っていて笑,そんなことがよくあった気がします.

引退してあんたらのうるさい声が聞こえへんくなってちょっと寂しい気もします.

最後はマネさん達かな,この回生のマネさんは漕手よりも我が強い人が何人かいるけれど,多分1番面白い人たちが揃っていると思います.

2個下のマネさん達はキラキラしていてちょっとビビってたんやけど,それでも会ったら話しかけてきてくれたり,ご飯誘ってくれたり,ありがとうございました.

あんたらの回生は,特定の人たちとばっかり関わるんじゃ無く,次の後輩が来てもしっかりと話して相談相手になって周りを引っ張れるような,周りを見ることができる人達になってください.

2年間ありがとう.まだご飯行ったことない人も,いつでも遊びでもご飯でも誘って下さい.

 

3つ下の君たちへ

んー若い.以上笑

3つ下の君たちとは学年の都合上半年ぐらいしか関わってないけれど,濃かったと思います.歴代的にも1回生と4回生がこんなに話している回生はなかったんじゃないかな.それぐらいあなた達は話しやすかったし,面白かったです.

男子漕手は何故か入寮当初から出身地で呼んでいて,それがそのまま確立されていますが,すみません.多分一生出身地で呼びます.ラインの名前も出身地で登録されています笑.君たちは学年が結構離れているのによく部屋に来て話したり,ゲームしたり,大学サボったり,課題したり色々したなあ.大学にはしっかり行って単位取ってください.

男子一般生,今はボートに乗れてないしエルゴだけで何も楽しくないと思います.やのに普段の練習からめっちゃ頑張っていますね.エルゴどう漕いだらいいですか?とか,その向上心はいつか報われて武器になります.部活を辞める人は辞めるし,続ける人は続けます.どっちが正解とかはないです.でも,もし辞めたくなったら,岩切さんはなんか続けていたら続ける理由ができたって言っていたなって思い出してみて下さい.どれだけボートが辛くても,それに勝るだけの何かがあれば,続けられると思います.それでもその時やめたくなったら,その時は相談して下さい.

女子漕手は全員タイプが違うくて,見ている方は面白いです.めちゃめちゃ自分の身の回りの手伝いしてもらったり,食堂で雑ないじり方したり,変なあだ名つけたり,ちょっと罪悪感を覚えています笑,すみません.

マネさんはコロナの影響もあって,僕の事を知らない人もいるかもしれませんが,コロナで部員とあんまり話したり出来ない状況が続いていても部活に来てくれて,ビデオ撮ってくれたり,ご飯作ってくれたり,色々とありがとう.

この回生は今後理不尽なこととか,人間関係とかボート以外でもめっちゃ悩んだりすると思います.その時はいつでも言ってください.寮には行かへんけど,ご飯行きましょう笑

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最高の仲間


終わりに

そろそろ書きすぎました.本当に終わります.

よく,岩切さんはボート好きですねって言ってもらえるこが多いのですが,ボート自体はそれほど好きなわけではありません.嘘つかないでください!!って後輩が言っているのが聞こえる気がしますが,本気でやっているからこそ,好きになりきれないです.これが遊びであるのならば,楽しいなあで終わることができ,ボートは楽しいものとして記憶に刻まれたのだと思いますが,こんな僕でも本気でボートをやっていました.

望んだ結果を残せなかったため,やはり悔しいです.あ,でも,ボートをしている人や部活、部員,日々の何気ないやりとりなどは大好きです.レースで隣の艇と並んでいる感覚も最高ですよね.僕はバウに乗ることが多かったので,人1倍楽しませてもらったような気がします笑.

今後も腐ることなく,次の目標に向かってなんでもチャレンジしていこうと思います.

本当に4年間ありがとうございました.

 

最後になりましたが監督,コーチをはじめスタッフの皆様方,OBOGの皆様,保護者の皆様,いつも応援して下さっている皆様,そして,なんやかんや言いながらいつも見守ってくれている家族.沢山のご支援,ご声援本当にありがとうございました.

これからも立命館大学体育会ボート部は新しい風を取り入れながらより成長して行きます.今後も応援とご支援の程よろしくお願いいたします.自分もこれからは1人のOBとして新しい形で部活を支えていこうと思います.

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安定の同期

ここまで自分が来ることが出来たのは,周りの支えのお陰です.人生の中で1番最高な出来事も1番最悪な出来事も全てボート部の中にあります.立命館大学体育会ボート部の部員であったことは僕の誇りです.ここでの記憶が宝物であり,今後生きていく上での土台です.ボート部に入ってみんなと出会えてよかったと心の底から思っています.

部員の皆さん,部活がしんどい場所であることは自分がトップレベルで知っているつもりです笑.しかし,腐ったり諦めたりするのはいつでもできます.現状に変化を生むために,つぶれない程度にギリギリまで足掻いてみて下さい.不恰好でも大丈夫です.本当に潰れそうな時はいつでも連絡してきて下さい.遊びに行きましょう!!

それでは,本当に今までありがとうございました.そしてもちろん,これからもよろしくお願いいたします.Cheers!!🍻

 

岩切俊佑

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