2021年
11月11日
こんばんは
4回生の神前明秀(コウサキアキヒデ)と申します。
ボート部を引退して、早10日経ちました。
早朝練習が無くなり心にゆとりができた反面、ボート部での刺激の強い生活が恋しくなります。
以降、私のボート人生について書かせていただこうと思います。
入部のきっかけ
私がボート部に入ろうと思ったきっかけは偶然の重なりでした。
高校時代、帰宅部でぬるま湯に浸かっていたので体育会の部活に入ろうと思いました。
しかし、陰気臭い私がもらえたビラはラグビー部とボート部(笑)
そこで、同じクラスだった竹花がボート部を見に行くと聞き、軽い気持ちで見学に行きました。
雰囲気の良さから仮入部を決めましたが、仮入部中の練習ですらついていくことができませんでした。(腹筋が一回もできませんでした)
しかし、朝日レガッタで活躍する先輩方の勇姿を見ることで自分も必ずその舞台に立ちたいと思うようになりました。
どこを目指すのか?
私のターニングポイントとなったM井先輩のメッセージを紹介したいと思います。
「立教大では(当時)3年前に全員大学から始めた4人が全日本で優勝を果たしている。そして、同志社大学も大学から始めたメンバーが関西選手権で結果を残しているから、君たちのやる気次第でいくらでも上手くなる」
この言葉を頂いた時、「帰宅部からでも日本一を目指せる」と思いました。
何のために漕ぐのか?
ボートを本気で考えなければ競技力が向上することはありません。ボートが上手くなるには本気になることと考える事だと思います。そこで、私は「なぜ」ボートが速くなりたいのかについて考えてみました。
①自分を鍛えたい(1・2回生の時)
②勝つと喜んでくれる人がいる(3回生)
③部の代表として結果を残す責任感(4回生)
と回生が上がるごとに目的が自分から人のためになりました。「ボートを漕ぐ」という物理的な行為自体に意味はなくとも、周りの人との人間関係や社会性が加わると無限に意味が広がると思いました。
結果
結果としては関西選手権1位、全日本選手権8位(全日本大学選手権7位)でした。3年前の私からすれば想像できないような結果です。
目標は達成できませんでしたが、そこまでの道のりを考えると一日一日真剣にボート競技や仲間たちと向き合ったと思います。皆が本気で考えているからこそ、たくさん意見の衝突が起きたと思います。
最後になりましたが、立命館ボート部を支えてくださる監督・コーチ・部長・顧問・マネージャーさんのサポート、OB・OGさんからのご支援・応援、いつも応援してくれる家族、多くの人の支えがあり3年半やり切ることができました。ありがとうございました。
そして、面倒見がいい先輩方や意識の高い同期、私よりもセンスのある後輩たちがいたからこそ素敵な3年半を過ごすことができました。ありがとうございます。