立命館大学ボート部|Ritsumeikan University Boat Club

Crew Blogクルーブログ

2019年
09月14日

今までみんなありがとう。

初めまして。今回のクルーブログ担当は立命館大学ボート部男子主将を務めた皆さんに愛され続けたキャラクター(過去)宮本雄喜でございます。

先日行われました、全日本大学選手権での皆様のとても熱い熱いご声援ほんとにありがとうございました。おかげさまで最後まで戦い抜くことができました!!

まさか自分が引退しこのブログを書く日がくるとはと驚き、なんだか時間の流れってはやいなぁと思いました。

またブログを書くという習慣が今までなかったので少し緊張しています!!

バイト先でブログ書いたことありました笑

とりあえず!!どうでもいい話はさておき、前半の同期3人が書いてくれたブログのレベルが高く自分は焦りに焦っていました笑

自分は感動させるブログを書けるのだろうかと

たぶん皆さんを泣かすことができないと思いますそれでも皆さんわくわくドキドキで読んでくださいね☺️

さて、では私の歩んできた7年間のボート人生についてお話ししていこうと思います。文章が非常に長くなるかもしれませんがご了承ください。

私がボートを始めた理由は友達に誘われたからでした。決して自分から好きで入ろうとは思っていませんでした。本当に軽い気持ちで入ってしまったなぁ〜と今でも鮮明に覚えています笑笑

小学から中学時代まで野球をしていた自分にとってボート競技は簡単なスポーツで特別な面白さなんてないだろうと思っていました。

こんな風に否定してばかりだった自分が高校の体験入部で4人乗りのクオドルプルで乗艇させていただいた時に気持ちの変化が起きました。

水面の上でのスポーツ・全員が同じ動きで漕ぎ、その中で水中の感覚が揃い、船が想像以上にスピードに乗り進んだあの感覚は今でも忘れられません。

そこで自分はあの頃ボート部に入って絶対日本一を目指そうと決意したんだと思います。

そこから長い競技人生の始まりでしたね

当初はボートの厳しさを知らず練習についていけない日々が続きました。

練習はとても朝が早いことはもちろん。合宿・遠征が多いこと・ずっと同じ動き・長い距離を漕ぐこと・エルゴメーターという鬼の殺人マシーン・良い結果が出ない毎日・自分の漕ぎができなくなりスランプに陥ることが多々ありました。一緒に乗っているクルーともよく喧嘩しましたねぇ〜

振り返るといろんな思い出があるものです。

それでも全国で勝つ為にどんなに苦しくても嫌がらず目標のためだけに必死に取り組んできました!

練習を必死にしていた自分でしたが、高校時代に全国大会に出場したもののあと一歩の所で上位入賞することができず悔しさばかり残る成績でした。決してボートはメジャーではなく競技人口は多くはないですが、簡単に勝てる世界ではないなと実感しました

高校で部活を辞めようと考えていた時に当時の顧問の先生に「大学でボートはやらないか?」と勧められました。

素直な気持ちを言うとやりたくなかった、そして大学は非常に大金がかかることを知っていたので無理して大学に行きたいとは思いませんでした。

ですが、真剣にボートのことについて考え、自分はまだまだできる!両親を勝たせたい!ボートを続けない仲間の分まで絶対頑張りたいと決心しここから引き続き日本一を目指して立命館大学ボート部でスタートすることができました。

大学に入ることができましたが、ここでも大きな壁に立ち向かわなければならない日々でした。

勉強と部活の両立は勿論、学校が始まる前に早朝練習学校が終わっても練習‍!寮生活の大変さ、1回生時は掃除3回生新歓計画・リッツレガッタ計画!4回生時は主将としてチームをまとめあげること。結果を残さなければならないことなど想像をはるかに超える世界でした。

特に先輩たちが引退した後に主将を務めさせてもらいましたが、そこから約1年が厳しい毎日が続き部活を辞めたいと考えることが多くなりました。

就任した当初から失敗ばかりが目立ち部員一人一人の気持ちに真剣に向き合うことができなかったこと・全ての責任を負うことができなかったこと・部員が退部するといって止めることができず自分の力の無さを感じたこと・結果を求められ大会に出場するものの今までみたいに大事な場面で勝てず後輩を負けさせてばかりだったこと・今年の立命館大学ボート部は弱いと思われてしまうのではないと問題を抱えてしまう毎日でした。

悩んでしまうことが多くボートでも自分の持ち味が出せないことや食欲が湧かなくてどうすればいいかわからなかったです。

その先が見えない日常が続きましたが、その苦しみから助けてもらい応援・サポートしてもらえたのが家族・最高の同期をはじめ本当に頼りになる後輩達でした。

また、自分たちが主将に就任し今までやったことがなかった月ミーティングなど新しい取り組みを実施し過去と比べチームの結束力が高まり部員一人一人が成長する姿をみてチーム内の雰囲気が変えることが出来たので、この取り組みを行ってきて良かったと思いました。

みんながいなかったら今の自分は絶対にない。「日本一」という目標を持ち、今年のスローガンである「頂戦」を意識して引退まで戦い抜けたことは本当に誇りに思います。

今シーズンを振り返ると自分の出場した全日本級の大会での成績は

2018年全日本軽量級6

2018年全日本大学選手権4

2018年全日本選手権6

2019年全日本選手権4

2019年全日本大学選手権8

と優勝やメダルには程遠く決勝までは進めるものの最後まで自分の甘さが出る結果でした。

メダルには本当に恵まれない結果ではありますが、人生はまだまだ長いです!笑

将来はメダルという物を受け取ることができないかもしれませんが、金メダルの様な輝かしいものを身につけることができる人間になりたいです!

同期のみんな

同期が優勝することに自分の中では嬉しさもあり悔しさがありましたが、本当に同期と最後まで諦めず部がより良くなることをばかり考え続けたこと日々でしたが、最終的にこのような結果で締めくくることができて本当に最高です。

同期の部員がどの回生よりも少なくクセ者ばかりいて、時には仕事面で激しくぶつかり合い口を聞くことも無かったですが、そんな中でも頼もしいみんながいたから有意義な時間を過ごせたんだと思います。本当に最強メンバーばかりでした!練習をまじめに取り組む姿・後輩達のお手本となれる様な行動を進んで行っていたところは本当にかっこよくて尊敬できる人ばかりです!引退してもまた思い出話で盛り上がりましょう!今まで本当にありがとう!次の人生のレースは今以上に頑張るね!そして一人一人にメッセージ書かなくて申し訳ない笑

書いて欲しいってみんな思ってるだろうけどここに書かなくても俺たちは心で通じあってるから気持ちわかってくれると信じてるぜ!!ごめんちゃいね!

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また、すごく頼りない主将でも嫌がらずについてきてくれた本当に最高な後輩達。

最後に主将としてみんなに感動を与えるレースが出来なかったことは申し訳ないけど、みんなが自分のために泣いてくれる姿や悲しんでくれる姿をみて本当にこの部活で過ごせてよかったと改めて思いました。自分たちの代が終わり次から新しい世代へと交代していくと思いますが、結果を求められても焦ることなく常に前を向いて歩んでください。

未来がある後輩達に期待しています。立命館の看板を背負いどんどん良い結果になっていくことを楽しみにしています!

今度は自分はOBとして影ながら応援していきます。今まで本当ありがとう!

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そしていつも自分を何から何まで指導してくださり応援していただいた監督、部長、今次コーチ、OBの方々。

この立命館大学で私を主将に選んでいただき本当にありがとうございました。このチームを最後まで強くすることはできなくて自分の力の無さを感じました。結果がうまく出ないことばかりでしたが、そんな中でも諦めず私たちを最後まで信じてくださり応援し続けてもらったことは忘れません。このボート部で戦ってきたことは誇りに思います。一生の記憶にすることができました。次お会いした時は今よりも成長した姿でかっこいい自分を見せれるように頑張ります!

これでボート競技引退となりますが、これからも立命館大学ボート部のご支援、ご声援よろしくお願いします。

立命館大学ボート部で歩んできた4年間がこれからの人生で必ず活かしていき一回りも二回りも大きくなれるようにこれからも走り続けたいです。

今まで自分と関わってくださった皆さん本当にありがとうございました。これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。

以上最初で最後のブログを担当させていただいた宮本でした!!

     「ありがとう」          「みなさんに感謝」

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