2022年
10月01日
初めまして西彩里佐です!
あまり文章を書くのは得意ではないので温かい目で読んでいただけると幸いです。
はじめに、4年間支えてくださった、先輩・同期・後輩・保護者の方々・指導、支援いただいたスタッフの方々、沢山の人に支えられ素晴らしい4年間を過ごすことができました、支えてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは、私がボート部に入った理由から書き始めたいと思います。理由としては、簡単に言うと断れなかったからです。みんなかっこいい理由があるのにこんな理由で始めたなんて恥ずかしくて言えないですね、
高校1年生は必ず部活動に所属していなくてはならなく、中学時代に美術部に所属していたこともあり高校でも美術部に入ろうと思っていました。私は元々運動が苦手というより嫌いで食べることが大好きでしたその結果まん丸の肥満児体型でした。こんな私が運動なんて、というような考えでしたが、たまたま同じ塾に通っていた先輩がボート部に所属しておりに半強制的に入部することになったのです。中学時代全く運動をしていなかった私にとってはボート部の練習は地獄そのものでした。
はじめはやめたくて仕方がありませんでしたが、エルゴという自分の得意分野が見つかり県内の同学年のなかではトップになり全国ランキングでも上位に入れるほどになりました。記録が更新されるたびに私でもできるんだと感じることが増えました。
高校時代ではエルゴの全国ランキングでは1位をとったことがあるものの全国大会ではいつも2位という結果で高校のボート部の先生には銀メダルコレクターと言われているほどでした笑
高校時代に一度も優勝できなかった悔しさもあり大学では絶対に優勝するという思いで進学をしました。
大学4年間では辛いことも楽しいことも沢山の経験ができた4年間だったなという感想です。私は、あまりボートが上手な方ではなくパワーで漕ぐような人間でした。ですが大学ボートはそんなに甘くなくパワーだけではどうにもならないのだと言うことをはじめの1年で大きく思い知りました。1回生の夏までの試合では結果が残せずあまりいい思い出はなかったように思えます。そこから私は同じクルーに乗ってもらいたいと思われるような選手になるために技術練習などに力を入れるようになりました。
今となってはその選択が正しかったかどうかは分かりませんが1回生の時に比べたら上達したように思います。
最後のインカレで「上手かった」や「いいレースだった」といわれたときに、自分の努力は間違っていなかったんだと再確認できました。これまでパワーローイングでやってきた私ですが技術面やレース展開で褒められると単純に照れてしまいます。最後の最後に魅せるレースができたのではないかと感じました。
ここで私の大切にしている言葉を少し紹介します
「なんとかなる」 「病は気から」
言葉には神様が宿るとよく言われていますが私はこの言葉に何度も救われてきました。この言葉は軽いような感じもありますが悩んでいるときや誰にも相談できず考え込んでしまっているときなどには心を軽くしてくれる魔法の言葉のように感じます。真剣だからこそ考え込みすぎてはいけないと私は思います。たまには息抜きも大切ですよね、そこで心が軽くなればそれまで険しい表情だった顔も次第に笑顔になるものです。
「病は気から」この言葉は高校の時の顧問の先生によく言われていた言葉で気持ちを強く持てば何でも乗り越えられる!というなんとも脳筋な考えなのですが私はその先生もこの言葉も大好きで少し気持ちが落ち込んでいるときや、体調が悪いときでもなんだか大丈夫な気がしてくるんですよね笑(今は体調不良ではしっかり休んでいます)。
「努力は人を裏切らない経験ほど価値のある財産はない」
この名言は私が1番試合期間に思っていることです。この名言の通り努力は裏切りませんもしそうでないと感じた人はきっとその努力は正しい努力ではないということになりますね。またレースの経験はとても価値のあるものなので、毎レース大切に自身の財産にしていただきたいです。こればボートに限ったことでもないですね。この言葉は私が試合期間に使用しているノートに書いている言葉であり、私は筆文字でポップな字を描くことが好きで恥ずかしながら今回は普段使用しているノートを見ていただこうと思います。あまりきれいに書けているわけではないので少し恥ずかしいです。
最後にインカレでは準優勝という結果で最後の最後に銀メダルコレクターが出てきてしまいましたが、あまり悔しい思いのなかった2位だったなと感じることもありました。出し切ったからこそこんな気分で終われたのだと感じます。一緒に乗ってくださった先輩には感謝の一言ですね。予選から決勝まで能天気な私に付き合ってくれたことはとてもありがたいことです。最後のレースとてもいい終わり方ができました。
同期へ
最高の同期を持てたと思います。あまり仲良くないとか言われていましたが私はこの学年で良かったなと思っています。とか言っても高校から一緒だった大将とはなぜかあまり話さなかったと不思議に思っています(仲が悪いわけではないのですけどね)。こんな個性の塊と言ってもいいような私と一緒にいてくれてありがとうございました。一緒にご飯行ったり、ちょっと遊びに行ったり、一緒にいたいときだけいてこんな居心地のいいメンバーで良かったです!みんな今後会う機会が減ってきますがまた暇なときにでも同期みんなで集まれればいいかなと思っています。今度は全員集まるといいかなと思いますね。
後輩ちゃんへ
とりあえず真面目な先輩ではなかったですかね。
頼りになる先輩では無かったように思いますね。
同期以上に個性豊かで騒がしいみんながいてくれたおかげでおもしろくて楽しい部活だったのではないかと思いましたね。関わりが多い人もいればあまり関わっていない人もいましたね。話しやすい先輩って思ってもらえましたかね?笑
生意気で可愛い君たちの声を聞けなくなったのは少し寂しいと感じますね。
いろいろ落ち着いたらご飯にでも行きましょう。引退前にご飯に行きましょうと誘ってくれたこたちは絶対に連れて行くのでまた暇な日にでも誘ってください。
たまに同じ時間に練習しているかもしれないのでその時は軽く話しかけてくれるとうれしいです。
ここに書けなかったことはまた直接ご飯にでも行ったときにでも伝えたいと思っています。
一応引退という形にはなっていますが、私はこれからも競技を続けますので後輩と練習することもまだまだあると思いますが、これで一区切りがつきましたのでこれからの新たな競技生活に向けて頑張りたいと思います。また、この部には未来ある選手たちがまだまだいます。引き続き応援、サポート宜しくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。