2024年
11月08日
こんにちは!
4回生マネージャーの佐藤美奈です!めいちゃんに引き続き、ブログを書かせていただきます。
拙い文章ではありますが、思いの丈を精一杯書かせていただきました。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
私は中高運動部ではありましたが、大学入学当初ボートという競技にはなんの知識も関心もなく、ただ体育会の運動部に入りたいという思いから、マネージャーという形でボート部に入部しました。今思うと、それまでの人生で、自分が誇れるくらいに何かに熱中したことがなかった私にとって、ボート部への入部がそんな自分を打破する最後のチャンスだと感じていたのかもしれません。
今まで部活動において選手経験しかなかった私にとって、マネージャーの仕事は慣れないことの連続でした。自分が大会に出るわけでもないのに、選手と同じ早朝から起きてご飯を作ったり、ビデオ撮影したり、はじめは何をモチベーションに頑張れば良いのか分かりませんでした。でも、選手のみんながいつも(正直味付け失敗しちゃったときでも)マネご飯を美味しいと言ってくれて、撮影したビデオを練習後すぐに真剣に見返してくれて、自分が誰かの役に立っているのだと実感できたとき、サポーターとしてのやりがいを強く感じました。
立命館スタッフとしてのマネージャー活動に加えて、私は学連として大会運営に携わっていました。コース設営や大会記録の作成など、自分達で大会を構築した経験は、何にも変え難い貴重なものだと思っています。学連では役職を任せて頂き、時には重圧を感じ全てを投げ出したくなることもありました。それでも、委員長になって初めての大会で入賞クルーに賞状を手渡したとき、全ての苦労が報われたような気がしました。この感情も、それまでの努力と、支えてくれた仲間の存在がなければ感じ得なかったものだと思います。学連での活動において、アクシデントの起こらない大会など一つもなく、常に課題解決に奔走していました。それでも一つ一つ大会をこなした経験は私を人間として大きく成長させてくれたと思います。
学連に入って良かったことがもう一つあります。それは観客席よりもっとコースに近い記録地点からレースを観れたことです。オールが水面を叩く音や漕手の息遣い、舵手のコールを間近で聞き、ゴール間際の緊張感を肌で感じられたことは、私にボートという競技の魅力を教えてくれました。
レース中の選手は、先輩も同期も後輩も普段と別人みたいにかっこよく見えました。一緒にタイム計測していた他大学の子に、「やっぱりritsは速いね!」と言われたときは、自分のことを褒められたみたいに嬉しかったし、立命の競漕記録を張り出すのはいつも誇らしかったです。
マネージャーとして活動した4年間、早朝練や真冬のビデオはやっぱりしんどくて、弱音を吐いてしまうことも沢山あったけど、それでも引退した今思い出されるのは楽しかった思い出ばかりです。こんな私をチームの一員として暖かく迎え入れ、認めてくれたボート部のみんなには感謝しかありません。本当にありがとう。
ボート部での活動を通して、一つのことを努力して最後までやり遂げることの大切さを知り、共にたくさんの苦難を乗り越えた生涯の友を得ることができました。そして何より、ボートという競技が大好きになりました。
長いようで短く、人生最後の自由な時間である大学生の4年間、ボート部に費やした時間は実りあるものだったと今では胸を張って言えます。ボート部が私に与えてくれた沢山の教えと、最高の仲間達と共に、これから先の人生も自分の選択に誇りを持って生きていきたいです。
選手のみんな、いつも沢山話しかけてくれて、感謝を言葉にしてくれてありがとう!みんながひたむきにボートと向き合う姿が眩しくて、そんな青春を少しでも支えられたことが幸せでした。これからもずっと応援してます!
後輩マネのみんな、私が引退までマネを続けられたのは、みんなと会えるのが楽しかったからだよ!苦労も沢山あるだろうけど、続けて良かったと思える日は必ず来るよ!立命のマネご飯は関西1レベル高いから(みな調べ)誇りを持って、これからも楽しく、助け合いながら頑張ってね😊
同期マネのみんな、引退まで辞めずにボート部を続けてよかったね!!シフトに同期マネがいるときはいつも心強かったです。君たちと出会えてほんとに良かったよ、ありがとう!!!
最後になりますが、お世話になった先輩方、同期、後輩のみんな、本当にありがとうございました。
また、監督、コーチ、部長、顧問、その他スタッフの皆様、OB、OGの皆様、保護者の皆様、大変お世話になりました。これからも立命館大学体育会ボート部の更なる発展と、活躍をお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
佐藤美奈